タイでドローンを飛ばすために必要な申請方法と撮影スポット

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タイでドローンを飛ばすために必要な申請方法と絶対撮りたい空撮動画おすすめスポット

タイという国でドローン空撮を行う場合は、どんな許可申請が必要なのか?

タイでは2017年にドローン関係の法律が施行されました。

「カメラがついているドローンは全て飛行ライセンスが必須」という、日本と比較してもかなり厳しい基準です。

罰則も強烈で、違反すると「最長5年の禁固刑および日本円で30万円を超える罰金」が課せられます。またこの法律は観光客であっても適用されます。

なぜこんなに厳しい規制があるのか?

日本と比較しても明らかに厳しい法律がなぜタイにあるのか、という点ですが、やはり東南アジアにおいての軍事的な理由のようです。兵器転用が可能なドローンに関して、国防の観点から規制が厳しくなってるので、しっかりと許可申請(ライセンス)を取得しましょう。

またタイでのドローン飛行ライセンスが必要な条件は以下のとおり

  • カメラ付きドローンは例外なく登録必須
  • 2kg以上のドローンは例外なく登録必須

要するにカメラ無しのおもちゃ以外はライセンスが必要ということになります。DJIのMavic Miniでもライセンスが必要です。(2020年4月現在)

タイでドローンを飛ばすためにやることは3つ

  1. ドローン保険に入る
  2. 飛行申請許可申請を提出(NBTC)
  3. ライセンスを取得する

1 ドローン保険に入る

まずNBTCへの飛行申請を出すためには「ドローン保険に入る」ことが条件となります。
タイのドローン保険はDrone Thai Serviceとなります。ここ以外の選択肢は現在ありません。

Drone Thai Service

保険のプランは3タイプ

  • Aタイプ(重量2kg以内)
    保険料:3,000バーツ/年(日本円約1万円)
    補償 :対人・対物100万バーツ(日本円約340万円)
  • Bタイプ(重量2kg以内)
    保険料:4,570バーツ/年(日本円約1万5千円)
    補償 :対人・対物100万バーツ(日本円約340万円)
    ドローン破損の場合購入額の5割保証
  • Cタイプ(重量2kg以上25kg以下)
    保険料:6,440バーツ/年(日本円約2万2千円)
    補償 :対人・対物100万バーツ(日本円約340万円)
    ドローン破損の場合購入額の5割保証

保険加入に必要なもの

保険加入手続きのには以下のものが必要となります。

  1. パスポートと航空券(のコピー)
  2. ドローン本体
  3. ドローンシリアルナンバー記載書類(原本)送信機がある場合送信機のシリアル番号も
  4. ドローン購入時のレシート(納品書や請求書でもOK)
  5. ドローン写真(前後左右上下の写真)
  6. ドローンシリアルナンバー部分の写真
  7. ドローンの飛行映像(ドローンを操縦している自分の映像必須)
  8. 保険料

結構持ち物が多いので気をつけてください。

2 飛行申請許可申請を提出(NBTC)

NBTCは、タイの通信事業を管轄している組織です。

NBTCへ許可申請手続きに必要なものは以下となります。

  1. パスポートと航空券(のコピー)
  2. ドローンの本体
  3. ドローンの写真とシリアルナンバーの写真・送信機がある場合送信機のシリアル番号も
  4. 提出書類(現地でもらえます)

BTSのAri駅から徒歩約10分

Phahonyothin Rd – Soi Sai Lom, Khwaeng Samsen Nai, Khet Phaya Thai, Krung Thep Maha Nakhon 10400

時間:8:30-16:30 土日休み
電話:02 670 8888

3 飛行申請許可

申請を出して、許可が下りるまでの時間は書類などに不備がなければ、おおよそ1時間以内とかなり早く完了します。

また、飛行許可手続きに関する料金は無料となります。

ライセンス取得しても、どこでも空撮可能ではない

飛行許可を晴れて取得しても、タイ国内全てのエリアでドローンが飛ばし放題になる訳ではないので注意が必要です。
バンコク都心部などの特定エリアは別途特別撮影許可を取得する必要があります。
特別撮影許可の申請はハードルが高く、目的、撮影内容によっては非許可となる場合もあり、注意が必要です。

特定エリアでの飛行、撮影に関してはNBTCでの申請時に確認しておくことをおすすめします。

今後の法改正による規制緩和

2019年6月、タイ民間航空局がドローン飛行の規制緩和に向けて、
運輸省が一部の法律を改正する方針であると発表しました。

現行法はお話したように、ほとんどのドローンにおいてライセンスが必要ですが、
法改正による規制緩和が実現すれば、
ライセンス不要で自由にドローンを飛ばせるようになるものとされています。
実際に法改正が実現するかは不明ですが、
もしそうなればタイは新たなドローン天国になるかも知れません。

*2020年4月現在はまだ規制緩和されていないようです。

タイで絶対撮りたいおすすめドローン空撮スポット

せっかく取得した飛行ライセンス、有意義に使いたいものです。

ここでは、タイでしか撮れない絶景スポットを紹介します。
タイのロケーション空撮動画は世界的にも人気が高いので、
これらの空撮動画のクオリティ次第では、動画販売で旅費以上に稼げるかもしれません。

ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群(Khao Yai)

タイで人気の避暑地「カオヤイ」にある国立公園。
世界自然遺産にも登録された国立公園です。
タイ語で「大きな山」を意味する名の通り、山一帯が国立公園です。
最も高い山は標高1,351m。公園の約85%が森林に覆われており、野生のゾウやサルなどが見られます。
まさにタイの大自然で空撮にはうってつけのロケーションです。

古代都市スコタイと周辺の古代都市群(Sukhothai)

1991年に登録された世界遺産(文化遺産)。
スコタイは、タイの首都バンコクの北西約400km、ピッサヌロークの北西約42kmにあります。
タイ初の独立王朝であるスコタイ朝の都市遺跡があり、さらに周辺には2つの遺跡があります。
スコタイは都として建設された町であり、多くの寺院遺跡や、王宮遺跡が残されています。
まさにタイの都市遺跡の空撮動画はエキゾチックでタイならではのものとなるでしょう。

古都アユタヤ(Ayutthaya)

バンコクから北に75kmに古都アユタヤの遺跡群はあります。
仏教寺院が多く建つタイでも、アユタヤの寺院は古く約600年前に建てられた、歴史ある屈指の寺院密集地です。
チャオプラヤー川とその支流に囲まれた歴史公園内には、実に8つもの遺跡が点在している、じっくり空撮したいエリアです。

ジェームズ・ボンド島(James Bond Island)

映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地になったことで、
タイ・パンガー湾の通称ジェームス・ボンド島は人気の観光地になりました。
ボンドの敵が隠れ家に使ったこの島の見どころは、海にそそり立つ巨石、船着場付近の洞窟と奇岩。
長い年月をかけて浸食された石灰石の絶景をドローン低空飛行で迫力ある動画にしたいところ。

ピピ島(Phi Phi Islands)

ピピ島はレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台となった場所で、
プーケットから船で約2時間ほどのアンダマン海上に浮かぶ島です。
サンゴ礁に囲まれたエメラルドグリーンの美しい海と、
断崖絶壁の石灰岩がつくる独特の地形で形成された島はまさに「秘島」。
ドローン映え間違いなしのぜひ押さえておきたいスポットです。

クラビ(Krabi)

手つかずの自然が残り、神秘的な景色に心癒されるタイ有数のリゾート地、クラビ。
アンダマン湾に浮かぶ島々を望み、美しい砂浜があります。
バンコクから南西に約800km、プーケット島からパンガー湾を挟んだ場所に位置しています。

バンコク中心地

いかがでしたか? タイでしか撮れない絶景スポットを厳選しました。
バンコク都心部の空撮は特別な許可が必要ですが、
ご紹介したスポットは取得ライセンスで空撮可能です。

タイにはまだまだこの他にも、素晴らしい空撮スポットが無数に存在しますので、
また改めて紹介していきたいと思います。コロナが早く終息すれば、、、ですが。

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